毎年来る花粉症、今年はどう乗り越えようかと悩むところですね。
先日TVで「花粉症に効果のあるレンコン…」という言葉を聞きました。
私はあまり聞いたことが無かったので
どういうことなのか調べてみました!
同じように初めて聞いた!という方がいらっしゃったら参考になればと思います。
花粉症が改善できる?レンコンの効果をご紹介
レンコンがなぜ効果があるのか?という事を考えるには
まず、なぜ花粉症の症状が出るのか?という事から知ってきましょう。
人の体の中には免疫グロブリンというたんぱく質が存在します。
全ての脊椎動物の血清および体液中に含まれる抗体の本体で
IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類があり
それぞれの分子量、その働く場所・時期にも違いがあります。
花粉症に関係しているのはこの中のIgEであり
健常人には極めて微量しか検出されず
抗原(アレルゲン)と結合することによりアレルギー反応を引き起こすようです。
免疫グロブリンとしては最も量が少なく
喘息や花粉症などのアレルギーを起こす抗体です。
そしてれんこんには、この『IgE抗体』を抑制するタンニンなどの
ポリフェノールが多く含まれていて、花粉症を抑える効果があるそうです。
調べてみると、レンコンの成分をお茶やみそ汁に入れて摂取してもらったところ
3か月間で80%の人に花粉症の症状の改善が見られたという実験結果もあるようです。
これはすごいですね!
花粉症の改善が期待されるレンコンの成分は?
レンコンの穴が黒くなっていたりしますよね?
あの黒くなる成分がタンニンです。
私はあの黒いのは汚れだと思っていました…。
一生懸命洗っていましたが、どうやら洗う必要はなさそうです。
また、レンコンには「ムチン」という粘り成分も含まれており
粘膜の炎症を抑える効果があります。
レンコンを皮ごとすりおろしてガーゼなどで濾し
その搾り汁を綿棒などで鼻の内側に直接塗れば
鼻づまりの解消につながります。
食べてもよし、塗ってもよしなんて
花粉の時期の強い味方ですね!
花粉症の改善に!簡単なレンコンの調理法は?
花粉症を抑える効果がある成分は
皮にたくさん含まれているので
皮をむかないで調理するのが良いです。
また、水にさらすとポリフェノールが減ってしまうので
水にさらさずに料理に使うと良いでしょう。
オススメは栄養を丸ごと摂れるポタージュスープです。
細かくすることによって小腸からダイレクトに栄養が摂れます。
ハンドミキサーがあればあっという間にできますね。
花粉症を抑える効果を得るためには
・1日20~30gのレンコンを毎日食べること
・皮をむかずそのまま食べること
この2つが大切です。
また、ヨーグルトなどの乳酸菌を含む食品と一緒に摂ることで
さらに効果が上がるようです。
レンコンのお味噌汁にヨーグルトを少し入れて飲むと良さそうですね!
ヨーグルトと味噌は同じ発酵食品なので相性が良いですよ!
私はヨーグルトと味噌を1:4で混ぜて1週間寝かせたものをお味噌汁に使いますが
お味噌の角が取れて、とっても飲みやすくなるのでオススメです。
まとめ
レンコンは
・花粉症を抑える効果があるポリフェノールが含まれている
・しぼり汁を鼻に塗ると鼻づまりに効果がある
・1日20~30gをできれば乳酸菌を含む食品と一緒に摂るとよい
・皮はむかず、水にもさらさない方が良い
という事が分かりました。
私も毎日の食卓にレンコンを並べようと思います。
皆さんも少しでも花粉症の症状が落ち着くといいですね!
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